2018年3月10日土曜日

カワサキ Z1000Mk2 エンジン修理 作業追加編


 シリンダーヘッドの修理を行っているYさんのカワサキZ1000Mk2。 色々直すべき所の説明をさせていただいたところ、ご予算の提示をしていただけたので、予算内での修理が追加となりました。




 先ずは気になっていた電装品。 ハーネスの取り回しが凄いことになっているのが気になっていたのでそれを直すことに。 


 電装品ケースからリレーが落ちそうになっています。


 電装品のケースを開けた所、 アリャ!


 凄いことになってるレギュレーターが出てきました。 今までよく平気でしたね~


 リヤのハーネスをふと見ると、フェンダーの上で何か縛って有ります。 ??


 フロント用のウインカーをリヤに使っている為、余っていたスモールランプ用の線が左右で縛って有りました、、、、、 使わないので切っておきます。


 前回入庫時に気になっていたオイル漏れの原因がこれの様です。 ミッションケースカバーが割れているのを接着剤の様な物で固めている縁から滴っています。 交換です。


 電装品を全て外した所で、フレームはペイントしてあるのに、なぜか?ここだけ錆びているバッテリーケース。 外装のペイントもやり直してほしいとの要望なので、ついでにバッテリーケースも塗りましょう。


 不思議なポジションのハンドル、古くて壊れかけている左右のスイッチも交換。 ステムも塗りたいですが、予算の具合で考えましょう。


 それとどうしても直したかった長~いブレーキホースとマスターシリンダー。 かなり古い時代の物っぽい(白いスパイラルって最近見ない気がします)ので、アルミのバンジョーボルトの強度が不安です。 マスターのピストン部のブーツも裂けていますし、前時代的なカッチカチのタッチもそろそろ終わりにして、程良い握り具合のラジアルマスターにしましょう。

 横浜で カワサキ Zシリーズ、HDスポーツスターをメインに 修理、メンテナンス、レストア、モディファイ、チューニング、オリジナル部品製作販売を行っております。新店舗では車両販売も行っておりますので、欲しい車両がある方は是非お問合せ下さい。

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